第4回 本の学校notice431読書会 レポート

5月20日(土)に第4回本の学校notice431読書会を行いました。
今回のテーマは『本で対決!戦国武将バトル』です。
男性4人、女性1人計5人でおススメの本を紹介と戦国武将について語りました!
新たな発見がたくさんありました!

それでは、トピックです。

・新潮文庫「影武者徳川家康 上中下」隆慶一郎と雄山閣「史疑徳川家康」について。
「影武者徳川家康」は、関ケ原合戦中に徳川家康は忍びに殺され、急遽代役として影武者・世良田次郎三郎が徳川家康になりすます。天下分け目の合戦の最中、日和見だった小早川秀秋の陣に向かい大砲を撃ち、小早川に脅しをかけろと提案したのは世良田次郎三郎。その度胸を買われ、本田忠勝にこのまま徳川家康になれと言われる。この作品は、著者の隆慶一郎が、明治時代に村岡素一郎が書いた「史疑徳川家康」を読んでインスパイアされたから・・。
徳川実記や他の古文書から引用した小説は、ほんとに影武者が徳川家康に成りすましたのかもと思わせるくらい説得力がある。また三代将軍家光が父秀忠を差し置いて、祖父家康を敬愛したのも、秀忠のズル賢さ、小心さを嫌悪したから・・・。影武者と秀忠の命懸けの攻防も面白い。

・角川文庫「天と地と」海音寺潮五郎(上杉謙信と武田信玄について)
上杉謙信の生涯を描いた歴史小説。川中島の合戦シーンが圧倒的臨場感!
武田信玄に攻め込まれ困った村上義清は、「義」に厚い武将、上杉謙信を頼った。謙信は義清のために川中島で4度も武田信玄と戦うことになる。それほど闘いながら結局勝敗はつかなかった。長い間、武田側は自分たちが勝利したと思い、上杉側も自分たちが勝ったと信じていた。本当のところどっちが勝ったのか?村上義清がおさめていた領地は、結局武田のものになったから、村上に頼まれて戦を起こした謙信は負けたとの説が有力。
(上杉謙信が好きなのにそこまで把握していなかった。)

・中公新書「応仁の乱」呉座勇一について。
応仁の乱の話(結構長かった)簡単に言うと、室町幕府の本拠地は京都。足利義教の時代から各地で一揆がおこっていた。それらを鎮静化させようと足利は細川・山名を頼ったが、義教の性格が災いし、仲間内でも揉め事が起き、そこから戦が始まる。各地の有力な豪族たちはみな京都に住まっていたため、彼らも京都での戦に巻き込まれそれが各地に飛び火。いつのまにか幕府を無視し、群雄割拠の時代が始まっていた。その頃にはもう足利将軍家の権威は失墜していた。
足利義政の正室・日野富子が起こした後継者争いが「応仁の乱」を招いた!という説があるがそれは直接の原因ではない。

・雑誌「歴史街道」から戦国時代の流れをつかんだ。自分の好きな武将からその家来を辿っていってだんだんと繋がっていった。そういう事を研究するのが好き。

・豊臣秀吉は平氏の名跡を継ぎ、政権の最高位・関白を名乗り、大坂を本拠地とした。
徳川家康は、源氏の名跡を継ぎ武士の棟梁である、征夷大将軍を名乗り江戸に幕府をひらいた。

・文芸社「本能寺431年目の真実」明智憲三郎著。
明智光秀の子孫である著者が、「明智光秀」が本能寺に攻め入った本当の理由を、数々の歴史書物、当時の宣教師が書き残した手記などから推理し真相に辿り着こうというもの。賛否両論あるが、壮大な歴史捜査ドキュメントで、今まで誰も思いつかなかった大胆な推理を展開している点が非常に面白い!これが真相かも・・・と思わせる。

・大河ドラマ「真田丸」その後。
大河ドラマでは「天地人」「真田丸」でも出てきた直江状が話題に。真田丸で直江兼続を演じた村上新吾さんが直江状を本文と現代文で朗読している映像があるとのこと!!!
見てみたいです。

「戦国武将」をテーマにした読書会、詳しい方が参加して下さり、主催者としてはもっと色々話がしたかったと思うくらい面白い会でした。
今度は別の切り口で「戦国時代」をテーマに再度、チャレンジしたいと思います。

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