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2016-08-24

山陰のおいしい時間 鳥取編2

地元・山陰で愛されているおいしいものや、食卓をおいしく彩るうつわをセレクトした「山陰のおいしい時間」フェア。
今回のフェアで取り上げる窯元さん・作家さんをご紹介します。

◆福光焼

倉吉市にて1980年に河本賢治さんによって開窯された、福光焼。現在は、息子の慶さんとともに作品づくりをされています。

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明るい雰囲気の展示場。様々なうつわが、所狭しと並んでいます。
シンプルで落ち着いた作品が多く、日常に馴染むうつわが多く揃っています。

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福光焼さん独特の温かさを作り出すのに一役買っているのが、こちらの蹴りろくろ。足で蹴りながら回すので、回り方が均一ではなく、 機械には出せない独特の味わいが生まれます。

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福光焼さんの、登り窯。近くには大量の薪が!
「使う、育てる、眺める」をモットーとした河本さんのものづくりへの想いが伝わってくる工房でした。

◆国造焼

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倉吉市に工房を構え、明治から代々続いている、国造焼さん。
現在は、三代目山本浩彩さん、四代目の佳靖さん、花野子(かやこ)さんの3人で、初代から続く伝統の技を今に伝えています。
今回のフェアでは、四代目・佳靖さんの作品をご紹介。シンプルで洗練されたデザインと、どのような食卓にもなじむ使い勝手のよさで、多くの人に愛されています。

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今回、赤や青緑の釉薬を使ったものも新作として登場しています。
国造焼さんの工房の様子や、佳靖さんのインタビューはこちらから!
◎http://www1.imaibooks.co.jp/seian/2715 

◆大家具子 (saon) 

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岡山県倉敷市でガラス工芸を学び、2016年に倉吉市の白壁土蔵群エリアにガラスと雑貨と音楽の店「saon」をオープン。
現在も、倉敷の工房と倉吉のお店を往復する日々を送っていらっしゃいます。

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吹きガラスのうつわは、ひとつひとつの姿が違うのが魅力。光の当たり方で変わる、様々な表情をお楽しみください。

◆朝倉康登(ドモク堂)

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鳥取の木を使用した、カトラリーやコースターなどを製作。
木ならではのぬくもりは、食卓をあたたかく演出します。

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湯梨浜町に工房を構える、朝倉康登さん。
ミノで表面をととのえる作業を見せていただきました。
ひとつひとつ丁寧に作られた木の食器は、使いこんでいくうちに独特の風合いが出てくるのも魅力。 自然の中から生まれる素材で作られた優しい作品たちを、ぜひお手にとってご覧ください。

◆北原遥(青竹日和)

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米子市出身・在住の北原さん。大分で竹細工を学んだ後、2016年より「青竹日和」としての活動を始められました。
山で竹を切り出すところから自ら手がけ、竹ひごを作り、様々な編み模様で作品を仕上げていきます。

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どの工程も、力仕事の連続。緻密な網目を作りだす高い技術にも注目です。

お茶道具を収納したり、果物を入れたりと、日々の暮らしに馴染む竹かご。長く使っていくことで自然と風合いが変化するのも魅力です。

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こちらの記事で紹介した窯元さん・作家さんの作品は、青杏+「山陰のおいしい時間」フェアで展開中です。
店頭でも、丁寧な手しごとの世界をお楽しみください。

山陰のおいしい時間

■期間: 2016年7月27日(水)~8月28日(日)
■場所:
◎今井書店錦町店 青杏+ 多目的スペース
 米子市錦町3-90 TEL 0859-37-6700(10:00~24:00)
◎今井書店出雲店 青杏+ 多目的スぺース
 出雲市高岡町1237-1 TEL 0853-22-8181(10:00~24:00)
■取扱いアイテム
※一部、錦町店のみでお取扱いのものがございます。ご了承くださいませ。
【鳥取】
山根窯 国造焼 福光焼 絞り染め/西尾正道 藍染め/ちずぶるー 
智頭杉カトラリー/サカモト 鳥取の木工カトラリー/ドモク堂 硝子/大家具子 (saon) 
【島根】
袖師窯 湯町窯 石見焼/嶋田窯 宮内窯 吉田製陶所 すり鉢/元重製陶所 
温泉津焼/森山窯 草木染め染色家・手織り作家/樋野由紀子

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