第59回内田樹読書会レポート

3月22日(木)に第59回内田樹読書会を行いました。
課題図書は、超ベストセラー「嫌われる勇気」の著者、岸見一郎先生の『愛とためらいの哲学』(PHP研究所)です。アドラー研究者の著者が「愛する技術」を説きます。男性6人、女性4人の計10人で話しました。

課題図書:岸見一郎『愛とためらいの哲学』(PHP研究所)。内容は、「なぜあなたの恋愛は幸福をもたらさないのか?」「人を愛することはどういうことなのか?」「幸福になるための愛する技術」などをアドラー、三木清、プラトンら賢人たちから学ぶ「恋愛論」です。

ではトピックです。
読後の感想としては、「きれいにまとめた感」「わかりやすい恋愛論」「生きてゆくためには努力が必要」「愛することも生きることも大変」などなど。
その通りだと思ったところは、「恋愛でも、結婚でも持続してゆくためには続けるという努力が必要」「愛を育む努力」「いかに愛してゆくか?」を語っているところ。
などなどの意見がありました。

最近結婚された男性の方は、実際に結婚生活をうまく続けてゆく心懸けとして、「役割を固定しないようにする」とのこと。
家事は出来る人が出来るときにやる。
ギブアンドテイクを望まない。(見返りを求めることをしない)
良い意味で「期待」をしない。
時に「あ・うん」の呼吸。
これは、「愛とためらいの哲学」の「幸福になるための愛する技術」そのものではないか!?
もうすでに答えが出ている!と驚愕。

最近の恋愛事情や若い人の考えを聞いてみると、「コミュニケーションの齟齬が見られる」、「男子が料理上手だと女子は機嫌が悪くなる?」「一人の方が気楽」「ひとり暮らしだったら好きなことが言える!」「この人とならうまく生き延びていけそうと思える人がいい」
「最近の女性は強すぎて男性は怖がっている?だからシングルに傾くのかな?」等々。

年配の方の貴重な意見がありました!!!「若い人たちがシングル志向であることや、自立しない人が多いのは、私たちに責任があるのかも。子どもを甘やかしすぎたのかな・・。反省ですね・・。」
「結婚するのが当たり前の時代だった、結婚生活を続けることが当たり前だった。それが幸せだと思っていた」「恋愛することと結婚することは全く違うと思う」「結婚は地に足のついた生活をすること」など、年配の方の意見はとても参考になりました。

そして遠距離恋愛は可能か?に対して「遠距離恋愛で一番大事なのは、お互いに信じ合うことだと思います。」う~んそれが出来れば・・・・。

どうしてここで「美人の定義」が出てきたのかよくわからないけど、面白かったので・・・
「超絶美人→目の保養」「平均点ボーダーライン→同じ生き物」だそうです!
「美人でも挫折を味わっていない人には魅力を感じない」「女性でも男性でも、人に対して可愛いとか慈しむ心が大切」という意見がありました。

ちょっと変化球的な意見も出ました!
「超自己中心的な考えですが、男と女1対1の契約に意味はないと思う。」(結婚のこと?)
「これからは社会が変化し一人で生きてゆける社会になる。恋愛や結婚も多様化してゆくと思う。顔で選ぶ人、心で選ぶ人。それぞれだと思います。」

結婚する利点について「経済的なことを考えるとシングルでいるより得。」「時間的に様々なことを分担できる、結婚生活をどうマネジメントしてゆくか。」「リスク回避!」など

少し本筋から外れた話が多かったのですが、最初の方で答えがでちゃった感があり、その後は参加者さんの過去の恋愛話で盛り上がりました!

次回の本の学校読書会は4月26日(木)の予定です。

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